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今月のおすすめ書籍

今月のおすすめ書籍

おすすめ新刊紹介「文庫」 [2023年11月1日up]
■書名:サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福
■出版社:河出書房新社
■発刊日付:2023年11月
■著者:ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之
■本体価格:1,089円(本体990円+税)
■ISBN:9784309467887
■内容:

ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命、歴史の統一までを描く巨大な物語。


■書名:サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福
他二十二篇 渡辺一夫評論選
■出版社:河出書房新社
■発刊日付:2023年11月発刊
■著者:ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之
■本体価格:1,089円(本体990円+税)
■ISBN:9784309467894
■内容:

文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、ヨーロッパは覇者になったのか? 帝国・科学・資本。文明は人類を幸福にしたのか? ついに文庫化!

 

おすすめ新刊紹介「新書」[2023年11月1日up]
■書名:社会学の新地平 ウェーバーからルーマンへ
■出版社:岩波書店
■発刊日付:2023年11月17日
■著者:佐藤 俊樹
■本体価格:1,276円(本体1,160円+税)
■ISBN:9784004319948
■内容:

マックス・ウェーバーとニクラス・ルーマン――科学技術と資本主義によって規定された産業社会の謎に挑んだふたりの社会学の巨人。難解で知られる彼らが遺した知的遺産を読み解くことで、私たちが生きる「この」「社会」とは何なのかという問いを更新する。社会学の到達点であり、その本質を濃縮した著者渾身の大作。

 

おすすめ新刊紹介「一般書」[2023年11月1日up]
■書名:星を編む
■出版社:講談社
■発刊日付:2023年11月
■著者:凪良ゆう
■本体価格:1,760円(本体1,600円+税)
■ISBN:9784065327869
■内容:

☆2023年本屋大賞受賞作 シリーズ最新作☆
第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編

 

花火のように煌めいて、
届かぬ星を見上げて、
海のように見守って、
いつでもそこには愛があった。

 

ああ、そうか。
わたしたちは幸せだった
のかもしれないね。

 

『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。

 

おすすめ新刊紹介「人文書」[2023年11月1日up]
■書名:村上春樹の現在地 『街とその不確かな壁』まで
■出版社:彩流社
■発刊日付:2023年11月発刊
■著者:吉田春生
■本体価格:2,530円(本体2,300円+税)
■ISBN:9784779129391
■内容:

『風の歌を聴け』で鮮烈なデビューを果たした村上春樹は、『ノルウェイの森』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で青春小説の頂点に達した。その後、傾倒していった『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』などの怪奇な場面を描くダークファンタジーの世界とは何であったのかを徹底究明する。
 新作『街とその不確かな壁』の第二部、三部では残虐な暴力性の見られないことに筆者は注目する。その印象は『1Q84』や『騎士団殺し』とも違っており、村上ワールドの変化が見られる。これから彼は何処へ向かおうとするのか、20年の時間を経て問い直す新たなる「村上春樹論」!

 

おすすめ新刊紹介「理工書」 [2023年11月1日up]

■書名:証明の読み方・考え方〔原著第6版〕: 数学的思考過程への手引き
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年11月25日発刊
■著者:Daniel Solow (著), 西村 康一 (翻訳), 服部 久美子 (翻訳)
■本体価格:2,530円(税込)(本体2,300円+税)
■ISBN:978-4320114982
■内容:

論理的に整理された思考方法と証明技法を解説。
数学者が意識せず行っている証明のしかたを学べる。

 

証明は数学を支える土台で、それを築くのは論理的思考です。論理的思考は広い意味でいえば日常生活を送るうえでも必要であり、数学の学びにおいては必要不可欠な要素です。

 

さて、証明問題は論理的思考力を鍛えるよいトレーニングですが、みなさんも数学の証明問題を目の前にして、どこから手を付けてよいかわからず頭を抱えた経験があるのではないでしょうか。この本は、数学の本に書かれている証明を読んで理解し、自分で証明問題を解く手がかりを提供することを目標として、著者が論理的に整理した思考方法と証明技法を解説したものです。

 

著者は証明すべき問題をその中の「キーワード」に着目して分類します。そしてそれぞれの場合にどの証明技法が使えるか、そのためにはどのように証明を始め、進めていくのがよいか、という証明の考え方について明確な指針を与えてくれます。数学者が意識せず行っている証明のしかたを、整理し、見事に言語化しています。

 

数学を学ぶ学生や教師に限らず、数学に興味をもつ方々はみな、この本から有用な知見が得られるでしょう。数学の予備知識は2次方程式の解き方とピタゴラスの定理で十分です。

 

[原著]How to Read and Do Proofs: An Introduction to Mathematical Thought Processes, 6th Edition, Wiley, 2014.
(本邦訳では、Ch.15の末尾、Part II、Appendix B,Cおよび一部の練習問題を割愛)


■書名:Pythonでスラスラわかる ベイズ推論「超」入門 (KS情報科学専門書)
■出版社:講談社
■発刊日付:2023年11月24日発刊
■著者:赤石 雅典 (著), 須山 敦志 (監修)
■本体価格:3,080円(税込)(本体円2,800+税)
■ISBN:978-4065337639
■内容:

★数学とプログラミングを対比させながら、一歩一歩わかりやすく!
実務に即してPyMC5プログラミングでベイズ推論を使いこなせるようになる。
最初の一冊として、データサイエンティストにおすすめ!

 

【主な内容】
第1章 確率分布を理解する
第2章 よく利用される確率分布
第3章 ベイズ推論とは
第4章 はじめてのベイズ推論実習
第5章 ベイズ推論プログラミング
第6章 ベイズ推論の業務活用事例


■書名:基本群と被覆空間
■出版社:裳華房
■発刊日付:2023年11月21日発刊
■著者:佐藤 隆夫 (著)
■本体価格:4,180円(税込)(本体3,800円+税)
■ISBN:978-4785316020
■内容:

位相幾何学(トポロジー)のなかでも、「基本群」とその延長線上にある「被覆空間」の理論を詳しく解説する。講義やセミナーでの使用を念頭に、具体例や背景を重視して、できる限り丁寧な説明に徹した。幾何学、トポロジーをこころざす学生にすすめたい、待望の入門書。

 

【本書の特徴】
● 円周の基本群の計算やザイフェルト‐ファン・カンペンの定理は、証明が短く簡明に記述できるものを採用した。
● 被覆空間の定義は、全空間、底空間ともに連結性やハウスドルフ性などを一概に仮定せず、定理ごとに本質的な条件は何かを意識してもらえるよう、都度必要な条件を挙げる形をとった。
● 真性不連続作用と、その軌道空間がハウスドルフになるための十分条件、モノドロミー作用を用いた有限被覆空間の分類について詳しく述べた。
● 具体例を用いて、トーラスの被覆空間の同値類をすべて与えた。
● 用語・記号の統一もかねて、予備知識となる位相空間論と群論の基礎事項について前半で概説を行った。読み進める中で、必要に応じて内容を確認・参照することができる。
● 最終章の第6章では、基本群と被覆空間の応用として、和書での扱いが少ない、組みひも群と配置空間について、入門的内容を解説した。


■書名:代数学1 群論入門 第2版
■出版社:日本評論社
■発刊日付:2023年11月20日発刊
■著者:雪江 明彦 (著)
■本体価格:2,310円(税込)(本体2,100円+税)
■ISBN:978-4535789975
■内容:

代数学の基礎である群論を、初学者に多い誤りに注意しながら丁寧に解説。多くの読者に支持された第1版をバージョンアップ。

 

第1章 集合論
第2章 群の基本
第2章 群の基本
第4章 群の作用とシローの定理


■書名:代数学2 環と体とガロア理論 第2版

■出版社:日本評論社
■発刊日付:2023年11月20日発刊
■著者:雪江 明彦 (著)
■本体価格:3,410円(税込)(本体3,100円+税)
■ISBN:978-4535789982

■内容:

環、加群、体からガロア理論までを、豊富な例と丁寧な解説で明快に解説。読者からの要望を反映し、さらに学びやすくした第2版。

 

第1章 環論の基本
第2章 環上の加群
第3章 体論の基本
第4章 ガロア理論


■書名:Python時系列分析クックブック I: 前処理
■出版社:朝倉書店
■発刊日付:2023年11月9日発刊
■著者:‪T. A. Atwan (著), 黒川 利明 (翻訳)
■本体価格:3,850円(税込)(本体3,500円+税)
■ISBN:978-4254122947
■内容:

Time Series Analysis with Python Cookbookを2分冊で翻訳.
I巻では時系列データの取扱いの基礎を取り上げ,Pythonで解析するための事前の準備について具体的に解説.さまざまなソースやフォーマットのデータをとり扱う.
データ変換・クリーニング,欠測値の扱いを学ぶ37のレシピを紹介.
● I巻:前処理
1. 時系列分析を始める
2. ファイルから時系列データを読む
3. データベースから時系列データを読む
4. 時系列データをファイルに保つ
5. 時系列データをデータベースに保つ
6. Pythonの日付と時刻を扱う
7. 欠測データを扱う
8. 統計手法を使って外れ値を検出


■書名:Python時系列分析クックブック II: モデル・機械学習
■出版社:朝倉書店
■発刊日付:2023年11月9日発刊
■著者:T. A. Atwan (著), 黒川 利明 (翻訳)
■本体価格:3,960円(税込)(本体3,600円+税)
■ISBN:978-4254122954
■内容:

時系列データの前処理を紹介したI巻に続き,より高度な解析をPythonで実践
伝統的なモデルによる評価と機械学習の活用
予測と異常検知のための実用的な手法を学ぶ37のレシピを紹介

 

● II巻:モデル・機械学習
9. 探索的データ分析と診断
10. 統計手法で一変数時系列モデルを作る
11. 時系列の統計モデル化技法の続き
12. 教師あり機械学習を使った予測
13. 時系列予測のための深層学習
14. 教師なし学習を用いた外れ値検出
15. 複雑な時系列のための高度な技法


■書名:カテゴリカルデータの連関モデル
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年11月29日発刊
■著者:Raymond Sin-Kwok Wong (著), 藤原 翔 (翻訳)
■本体価格:2,420円(税込)(本体2,200円+税)
■ISBN:978-4320114173
■内容:

クロス表(分割表)の分析は計量分析の基礎となるものです。しかし、多くの教科書では、カイ2乗検定や連関についての係数のような基礎的な分析の方法しか扱っていません。たった2つのカテゴリカルな変数(例えば、学歴3分類と職業8分類)の関連でも、クロス表からは様々なパターンや規則性を読み取ることが可能です。本書はこのようなパターンや規則性を読み解くための統計モデルのひとつである連関モデル(Association Models)についての入門書です。基礎的なオッズ比や対数線形(Log-Linear)モデルの説明から始まり、応用的な連関モデルの方法まで幅広いトピックがカバーされています。豊富な実例を通じて、実際の社会科学的テーマへの応用方法についても学ぶことが可能です。
クロス表の分析を割合の表示・図示、関連の有無の検定、連関尺度の算出だけで終わらせるのはもったいない! 様々な連関モデルの適用やその比較を通じ、有用な情報を引き出し、新たな洞察を得ることが可能となります。
また、翻訳書独自のサポートページでは、本書で紹介されている分析例を実践するコードの紹介および解説、さらに、原著にはない日本の社会調査のデータを用いた練習問題も掲載しています。本書およびサポートページを通じて、読者が深く理解し、実際の分析に利用できるようにしています。


■書名:リズム現象の世界 新装版
■出版社:東京大学出版会
■発刊日付:2023年11月2日発刊
■著者:蔵本 由紀 (編集)
■本体価格:4,180円(税込)(本体3,800円+税)
■ISBN:978-4130613170
■内容:

脳、カオス、サーカディアン・リズム――私たちのまわりにさまざまな形で存在するリズム現象。個々の現象を物理学的視点から横断的にとらえ、普遍的に存在する性質を解明するための数理科学的方法について解説

 

【主要目次】
新装版刊行にあたって(蔵本由紀)
まえがき(蔵本由紀)
第1章 化学・生物の世界のリズム(吉川研一・北畑裕之)
第2章 生命におけるリズムと確率共鳴(甲斐昌一)
第3章 リズムと感覚運動制御(沢田康次・石田文彦)
第4章 リズム現象と位相ダイナミクス(蔵本由紀)
第5章 カオス的リズムの同期・非同期現象とその数理(藤坂博一)


■書名:Pythonで学ぶ統計学入門
■出版社:東京図書
■発刊日付:2023年11月10日発刊
■著者:橋口 博樹 (著)
■本体価格:3,080円(税込)(本体2,800円+税)
■ISBN:978-4489024153
■内容:

Pythonを利用して統計学を学ぼう!  
高校数学で学習する記述統計の基礎から、大学1、2年生で知っておくべき統計学の基本を、
Pythonを使って具体的に実習し、ひと通りのデータ分析ができるようになります。
例えば、分布を考える上では「なぜその分布が必要なのか」や
「その分布がなぜ使われるのか」といった基本的な考え方から習得。
データサイエンス教育を見据えた統計学の入門書です。


■書名:鞍点近似法(統計学one point24)
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年11月25日発刊
■著者:早川 毅 (著)
■本体価格:2,530円(税込)(本体2,300円+税)
■ISBN:978-4320112759
■内容:

鞍点近似法と、数値計算が容易にできる超幾何関数のLaplace近似法の適応による多変量解析の分布理論の発展をまとめた。


■書名:量子力学講義I: 物理の一般原理と数学的定式化
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年11月29日発刊
■著者:近藤 慶一 (著)
■本体価格:5,830円(税込)(本体5,300円+税)
■ISBN:978-4320036253
■内容:

本書は、現時点で「完成した」とみなされている量子力学の内容を、量子現象の個々の具体的事例から帰納的に積み上げていくのではなく、少数の妥当と思われる、できる限り一般的な原理(要請あるいは公理)から出発して、その帰結を演繹的に導く形で提示することを目指した現代の量子力学への教科書である。本書で具体的に取り扱う物理系は、量子論の本質・特徴を捉えるのに適した、なるべく単純で厳密に解けるものを可能な限り取り上げた。
第1章から第5章では、量子力学の物理的原理(要請)と、それを表現する数学的基礎を扱う。第5章では時間発展を扱う。次の第6章では、量子力学における対称性と保存則を扱う。第7~9章では、1次元空間での量子力学を具体的な物理系に対して詳しく論じる。ここでは,Schrödinger方程式の解法も詳述する。


■書名:量子力学講義II: 原子から量子もつれまで
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年11月29日発刊
■著者:近藤 慶一 (著)
■本体価格:6,820円(税込)(本体6,200円+税)
■ISBN:978-4320036260
■内容:

I巻第9章までで量子論における独特の感触・感覚を身に付けたうえで、第10~15章では3次元空間の量子力学をさらに調べる(Schrödinger方程式の解法にのみ興味のある読者は、第7~9章(I巻)と第11~15章(II巻)のうち必要な章を選んで読むこともできる)。第15章までは純粋状態のみを扱うが、第16章以降は、混合状態の扱いを可能にする密度演算子を用いた量子力学の定式化から始め、量子もつれ(量子エンタングルメント)、量子テレポーテーション等を解説し、現在の量子情報へとつながる話題を扱う。


■書名:熱力学
■出版社:裳華房
■発刊日付:2023年11月29日発刊
■著者:岸根 順一郎 (著)
■本体価格:3,740円(税込)(本体3,400円+税)
■ISBN:978-4785324124
■内容:

物理学の教育・学びの双方に役立つ21世紀の新たなガイドとなることを目指し、多様化する“大学の講義と学生のニーズ”に応えるものとして刊行された、『物理学レクチャーコース』の一冊である。
本シリーズでは、講義する先生の目線で内容を吟味する編集委員に加え、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーターの須貝駿貴さんと予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」講師のヨビノリたくみさんに編集サポーターとして加わっていただき、学習する読者の目線で、テキストの内容がよりわかりやすく、より魅力的なものになるように内容を吟味していただいていることも、大きな特徴の一つとなっている。

 

物理学では、自然現象を「保存の法則」と「変化の法則」という2段構えで捉えるのが基本である。本書では、熱力学における保存の法則が「エネルギー保存則」(熱力学第1法則)であり、「変化の法則」に対応するのが「エントロピーの法則」(熱力学第2法則)であるという立場を明確にし、特に熱力学がマクロな力学を土台とする理論体系である点を強調した。
また、熱力学の最大の難所ともいわれる「エントロピー」については、エリオット・リーブとヤコブ・イングヴァソンによって1999年に提唱された考え方をわかりやすく噛み砕いて解説した。これは、「ある平衡状態から別の平衡状態への断熱遷移が可能か否か」という観点で2つの平衡状態を比較し、この比較に用いる数値が「エントロピー」であるという考え方である。この考え方を通してエントロピーの意味が明確になり、あいまいになりがちな熱力学の理解が明瞭になる。
緻密な論理展開の雰囲気は極力避け、熱力学の本質をできるだけわかりやすく“料理し直した”本書が、これからの熱力学の教育と学びに役立てば嬉しい限りである。


■書名:光の物理 新装版: 光はなぜ屈折、反射、散乱するのか
■出版社:東京大学出版会
■発刊日付:2023年11月2日発刊
■著者:小林 浩一 (著)
■本体価格:3,960円(税込)(本体3,600円+税)
■ISBN:978-4130606073
■内容:

「新装版刊行にあたって」を加えた待望の名著復刊
なぜ夕日に照らされた窓は輝いて見えるのか? なぜ空は青いのか? ――量子力学の世界から、屈折、反射、散乱といった光の原理について、大学初年度の物理学の知識で理解できるよう解説した、理工系学生、光学関係の技術者の基本書。栗田進(横浜国立大学名誉教授)氏による「新装版刊行にあたって」を加えた待望の名著復刊。

 

【主要目次】
新装版刊行にあたって(栗田 進)
はじめに
1 光の法則
2 光とはなにか
3 原子はどのようにできているのか
4 原子に光があたればなにが起きるか
5 線状結晶からの2次光
6 面状結晶からの2次光
7 結晶を通過する光と光の屈折、吸収
8 結晶からの光の反射
9 物質からの光の散乱
10 光に照らされた微粒子はどのように見えるか


■書名:明解 統計力学
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年11月29日発刊
■著者:糸井 千岳 (著), 糸井 充穂 (著), 鈴木 正 (著)
■本体価格:3080円(税込)(本体2,800円+税)
■ISBN:978-4320036277
■内容:

平均的なレベルの物理学科の大学生にあわせた「統計力学」の教科書である。まず、統計力学の理論的基礎である小正準分布(ミクロカノニカル分布)が多くの例とともに詳細に解説される。その後、より実用的な正準分布(カノニカル分布)が小正準分布の理論に基づいて導入され、これを用いて「局在電子による常磁性」「格子振動による固体の比熱」「熱放射」など具体的な問題の熱力学的性質が調べられる。さらに、大正準分布(グランドカノニカル分布)が導入され、これを用いて「量子気体」である「電子系」「Bose凝縮転移」の性質が議論される。
本書では、常磁性、熱放射や結晶格子振動と自由電子の寄与による金属の比熱など、応用例がバランスよく含まれ、実用にも配慮されている。そして、読者の理解を深め、計算力を培うため、章末に演習問題およびその解答を入れている。


■書名:視覚のしくみ
■出版社:共立出版
■発刊日付:2023年11月2日発刊
■著者:日本化学会 (編集), 七田 芳則 (著), 小島 大輔 (著)
■本体価格:2,200円(税込)(本体2,000円+税)
■ISBN:978-4320044876
■内容:

我々は身の回りの環境情報を五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)により受容し、日常生活で利用している。視覚分野は、発色団の量子化学から神経ネットワークを含む広範な分野であり、さまざまな自然科学の分野と同様、物理学や化学の基本的な原理を利用した解析が進められている。一方、物理学や化学とは異なり、視覚を含む生物学の研究には、生物が歴史性を持つ(進化の産物である)ことも忘れてはならない。そこで本書ではまず、「視覚の成り立ち」を進化的な観点から概説する。続いて、分子レベルでの記述が可能な視覚現象として、視細胞の光応答メカニズムや、視物質の構造と光反応メカニズム、色覚のメカニズムなどを詳述する。さらには、網膜や脳での視覚情報処理についても解説する。


■書名:物性化学: 分子性物質の理解のために
■出版社:裳華房
■発刊日付:2023年11月27日発刊
■著者:菅原 正 (著)
■本体価格:3,520円(税込)(本体3,200円+税)
■ISBN:978-4785332297
■内容:

ある物質が、特徴的な物性を表すのはなぜか。その物性発現の仕組みを解く鍵は、「電子」が握っている。
原子内および分子内の電子構造、外的刺激に対して電子がどのように応答するかなど、「電子の振舞い」を詳細に追いながら、光物性、導電性、磁性といった物性発現の基礎と応用、将来の展望をていねいに解説。図版を多用した豊富な実例、広範な話題を取り上げた数多くのColumnとあいまって、物性化学という分野の魅力をあますところなく伝える、画期的かつ本格的な物性化学の教科書・参考書である。


■書名:実務で役立つPython機械学習入門 課題解決のためのデータ分析の基礎
■出版社:翔泳社
■発刊日付:2023年11月26日発刊
■著者:池田 雄太郎 (著), 新保 雄大 (著), 田尻 俊宗 (著)
■本体価格:3,300円(税込)(本体3,000円+税)
■ISBN:978-4798163406
■内容:

本書はPythonを利用して、実際の課題を機械学習で解決する手法を解説する書籍です。手を動かしながら、データ分析やアルゴリズムについて学ぶことができます。本書では「1.課題分析」「2.データ分析」「3.予測」の3ステップで課題解決を行っていきます。


■書名:データサイエンス教本(第2版): Pythonで学ぶ統計分析・パターン認識・時系列データ分析・深層学習
■出版社: オーム社
■発刊日付:2023年11月21日発刊
■著者:牧野 浩二 (著), 橋本 洋志 (著)
■本体価格:4,180円(税込)(本体3,800円+税)
■ISBN:978-4274231148
■内容:

Pythonでデータサイエンスの理論と実践を学ぶ データサイエンスは、「データを科学的に扱う」学問分野です。近年、ICTの進展によって、センサやインターネットを通じて取得できるデータ量が爆発的に増加したこと、コンピュータの高性能化に伴ってこれまでできなかった大規模なデータ処理が可能となったことなどから注目されています。
本書は、データサイエンスの基礎となる統計分析からパターン認識(機械学習)、時系列データ分析、深層学習などを、Pythonを使って実際に分析しながら学ぶものです.
データの取り扱い、確率・統計の基礎といった基本的なところから、パターン認識、深層学習といった統計・機械学習手法、時々刻々と変化する時系列データの分析などの解説を行い、読者がデータサイエンスの一通りを俯瞰できるようになっています。
Pythonを使った解説によって理論と実践を同時に学ぶことができるので、データサイエンスを学び、自身の分野に応用したい方にピッタリの一冊です。
第2版にあたっては深層学習を大幅に拡充し、自然言語処理、生成系(AutoEncoder、GAN)などの近年重要視されるテーマを取り上げました。

● Coop Internship Program