TOP > 書籍・教科書・資格> 今月の書籍ショップ> ブックコレクション

<学生団体>6月のおすすめ本

1)『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方』 D.マイケル・アブラショフ 著
▶ISBN:9784837983415
▶書名:アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方
▶著者:D.マイケル・アブラショフ
▶出版社:三笠書房
▶本体価格:600円

新年度を迎えて二ヶ月経ったなか、新しい環境に身を置く方、これまでより責任ある立場に就いた方など様々でしょう。その中には組織の問題や人間関係のトラブル等に悩まされている方もいるのではないでしょうか。しかし、どのような環境であれ人と関わっていくうえでトラブルは付き物です。 本書では駆逐艦ベンフォルドへ指揮官として就いた著者が、組織内外の多様な問題解決を通して機能不全に陥っていた艦を海軍NO.1へ導くまでのプロセスを追体験できます。「前例がない」を覆す方法、「上下関係のカベ」は30分で壊せる、「公平な査定」は可能か… など、様々な組織で応用できる課題解決が取り上げられています。こうしたストーリーを自身の環境に置き換えることで、これまで見落としていた組織の本質的な課題に気付けるでしょう。 分かりやすい言葉で綴られ文量もコンパクトなため、本に苦手意識を持つ方や時間の無い方でも気軽に読める一冊です。ストーリー自体も面白く、楽しみながら学べる本書を是非一度お手にとってご覧下さい。


【評:田中 佑弥】

(2)『酒好き医師が教える 最高の飲み方』 葉石かおり 著
▶ISBN:9784822258931
▶書名:酒好き医師が教える 最高の飲み方
酒好き医師が教える 最高の飲み方 太らない、翌日に残らない、病気にならない ▶著者:葉石かおり
▶出版社:日経BP社
▶本体価格:1,400円

「とにかく死ぬまで酒を飲んで生きていきたい!」という人は少なからずいると思います。大の酒好きの左党の私もまさにそう思って生きています。また、二十を超えるとほとんどの人が、何かしらで酒と関わっていくことになると思います。 酒の席で誰しも一度は味わったことがある飲みすぎによる悪酔い。どうすれば、悪酔いせずにお酒を楽しむことができるのか。また、酒好きにとってどうしても気になるのが、飲酒による病気のリスク。これを知らずには将来が不安です。そして、朗報!!「お酒には実は知らない素晴らしい効能があった!」、「適量飲酒は死亡リスクを低下させる?!」、酒好きにとっては希望の光となる情報が満載です。 また、お酒に関する豆知識なども載っているので、飽きずに楽しく読めると思います。 お酒と長く付き合っていくためにも、酒好きの左党の人はもちろんのこと、お酒をあまり飲まない人にも是非読んでほしい一冊です。


【評:中山 雄介】

(3)『セッター思考』 竹下佳江 著
▶ISBN:9784569825342
▶書名:セッター思考
▶著者:竹下佳江
▶出版社:PHP研究所
▶本体価格:820円

あなたは、今日からあるプロジェクトのリーダーになったとします。 そこであなたは、周囲のメンバーを巻き込みながらチームを引っ張るリーダーか、影からメンバーを支えチームに奉仕するリーダーか、どちらのタイプのリーダーを目指しますか。
著者の竹下佳江氏は前者をアタッカー型、後者をセッター型のリーダーと区別し、自身はセッター型のリーダーであると語っています。
竹下佳江氏は、元・全日本女子バレーボール代表キャプテンで、身長は159cm。身長180cm を超える選手が大半の世界バレーで、世界最小最強のセッターとして日本の女子バレー界を牽引してきました。現在はプロバレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」の監督を務めています。本書では、著者のセッターというポジションで歩んできた2012年ロンドンオリンピック銅メダル獲得までの道のりと、その経験で得たセッター型のリーダーシップ、「セッター思考」を紹介しています。
セッターは、バレーボールにおける司令塔というべき存在です。バレー・スポーツに限らず、チームのリーダーシップに関心のある人には一読する価値大有りです。


【評:岩松 秀弥】

(4)『日本進化論』 落合陽一 著
▶ISBN:9784797399868
▶書名:日本進化論
▶著者:落合陽一
▶出版社:SBクリエイティブ
▶本体価格:800円

2018年7月、ニコニコ動画にてとある番組が放送されました。その名も「平成最後の夏期講習」。間違いなく次世代を引っ張っていくであろう二人のリーダー、落合陽一氏と小泉進次郎氏がタッグを組み、各界の大御所たちを招いて日本の社会保障について議論しました。それも、未来に向けた前向きな議論を。この本はその「平成最後の夏期講習」での議論をまとめ、さらに落合氏が加筆したものです。彼らは政策にテクノロジーの観点をどんどん導入していこうと提案していて、この本でも高齢化社会や財源問題などの具体的な社会課題が、政策的観点、技術的観点の両面から考えられています。 AIに人間の仕事がとられるんじゃないか、とか、自分の行動が全部企業や政府に知られちゃうんじゃないか、とかなんだか未来の科学技術に漠然とした恐怖を持っている人も少なくないはず。でも、テクノロジーを味方につけて日本の未来をよくしていこうってなんだかワクワクしてきませんか? 一向に良くなりそうもない日本の政治に不信感を持っているあなた、日本を変えたい!と思っているあなた、そして令和時代を担う皆さんにぜひとも読んでほしい本です。


【評:藤本 菜都】

(5)『生き残る判断生き残れない行動』 アマンダ・リプリー 著
▶ISBN:9784480435736
▶書名:生き残る判断生き残れない行動
▶著者:アマンダ・リプリー
▶出版社:筑摩書房
▶本体価格:1,000円

想像を絶するような大惨事に遭遇したとき、人はどう反応し、どう行動するのか。本書は、テロや災害から生き延びた者たちの証言や行動を分析し、心理学、生理学的観点から「生き延びるために必要な判断」を解き明かすものだ。多くの具体的事案と証言を織り交ぜ、飽きさせない文章でそれを語ってくれている。災害時には、運など当てにならない。しかし安心してほしい。「生き延びられる」と信じることさえできれば、人は危機的状況下で驚くほど創造的になれる。ユニークで大胆な判断があなたを救う。「読み始めたら止まらない本」という台詞は、まさにこの本のためにあるのではないか。 AMAZONレビュー4・6/5という高評価!ぜひ手に取ってみてほしい。文系・理系を問わず知的好奇心を刺激されることは間違いない。てゆうか、災害大国日本ではもう学校で配ってもいいほどのレベルである。迫りくる南海トラフ大地震。あるいは夏の豪雨災害。危機的状況は突然やって来る。でも大丈夫、この本を読んだあなたには極限時の心身状況を踏まえた「正しい判断力」が身についているのだから。「単位を賭けた極限状態」で役に立つかどうかは保証しないが。

【評:岡西 善治】

▼ 2019年6月の担当学生団体 ▼
体育会男子 バレー部
大阪大学体育会男子バレーボール部です。
私たちは、関西大学バレーボール連盟に所属しており、2部リーグ昇格・七大戦優勝を目指して日々練習に打ち込んでいます。
令和元年5月現在、部員は32名で、活動は週4回、春季・秋季リーグ期間中は試合も含め週5回です。興味のある方は是非一度豊中キャンパス第二体育館2階へお越しください。
火・水・金 16:45~19:30
土 9:00~12:00
HP:https://handaivolley.com/
Twitter:@osaka_volley


● Coop Internship Program