大阪大学生協 学生委員会(GI) 公式HP 更新中!


目隠し書店解答編バナー

「目隠し書店」とは?

GI企画「SummerFestival2016」(7月4日〜8日)の書籍企画として、豊中キャンパス福利会館2階書籍ショップで行われました。
また、このフェアは翌週(7月12日〜15日)に箕面キャンパスのシャンティでも行われました。

書店に並ぶ本は普通、自由に手に取って表紙や中身を見ることができますが、当フェアでは対象の文庫本を封筒に入れ、
中身が見えない状態で、封筒に印刷された本の冒頭の一文と値段のみを手掛かりに、本を選んでいただきました。
ご自身の直感で本を選ぶ“闇鍋スタイル”は多くの方にご好評をいただきました!

フェア終了後、「本の“答え”が知りたい!」という声にお応えして、「目隠し書店 解答編」をご用意いたしました!!
“正解”はいくつあるのか、少し気になっていたあの文章は誰の本だったのか、などなど……ぜひお確かめください。

解答編

■解答編の見方
各文章をクリックしていただくと、オンライン書店「Honya Club」にて該当書籍の商品ページが表示されます。
Honya Clubで注文した本は生協書籍ショップで受け取ることができ(送料無料)、さらに組合員割引(ICプリペイド支払いで10%OFF)も適用されます!
答えを見て欲しくなった本はそのまま注文しちゃいましょう!!

■解答編
01:会津松平家というのは、ほんのかりそめな恋から出発している。

02:朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、「あ」と幽かな叫び声をお挙げになった。

03:「あなたはそう見えて、弱いところがあるでしょう?優しすぎるって言うか、いつでも自分のことを置いて、人のことを考えすぎてしまうのよね」

04:兄が死んだと聞いたとき、ぼくは恋したひとを弔っていた。

05:いちばん最初に会ったとき、ぼくのモコはちょっとばかりおかしな服を着ていた。

06:いつものいやなあのばからしい高校から帰ってくると、机の上に麻の袋が置いてあって、何百年も前から生きてるみたいなうちのおばあちゃんがいつのまにかうしろに来てて、「でてきたんだよ」といった。

07:今のところまだ何でもない彼は何もしていない。何もしていないことをしているという言いまわしを除いて何もしていない。

08:うまい蝦蛄食いにいきましょうとメザキさんに言われて、ついていった。

09:思わず名前を口にしてしまった。それどころか「ちゃん」まで付けそうになって、哲也はあわてて口をつぐんだ。

10:物語に始まりも終わりもない。

11:かちり、とシューズがビンディングペダルにはまった。

12:機体の下に見える小山の群れが、早くも暮れ方の金いろの光の中に、陰影の航跡を深めつつあった。

13:彼女はもう七、八年ほど、モノレールの沿線にあるスーパーマーケットで、デモンストレーションガールをしている。

14:きょう、ママンが死んだ。昨日かも知れないが、私にはわからない。

15:化粧品売場では粧(よそお)った女のような香水壜(びん)がならんでいた。

16:午後四時頃から宵にかけ、街を濡らしたのは蜘蛛の糸を垂らしたような小糠雨(こぬかあめ)だった。

17:珊瑚が初めてその小さな貼り紙を見たのは、散歩中、それまで通ったことのなかった住宅街の道へ入ってしまったときだった。

18:女子高生の頃、なんとなく学校生活がかったるいという理由で体中に生えてるあらゆる毛を剃ってみたことがある。

19:正直いって、はじめて会ったときは、チャールズ・ストリックランドが特別な人間だなどとは思いもしなかった。

20:しょっぱなに夢の話というのも芸がないけれど、つらつら考えるにここから始めるのが一番よさそうだ。

21:真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ。

22:「随分遠いね。元来何所から登るのだ」と一人が手巾(ハンケチ)で額を拭きながら立ち留った。

23:整頓せずにつめ込んできた憂鬱が扉の留め金の弱っている戸棚からなだれ落ちてくるのは、きまって夕方だ。

24:大学の試験に受かって、やっと春が来たと思った。

25:たちの悪いいたずらはなさらないで下さいませよ、眠っている女の子の口に指を入れようとなさったりすることもいけませんよ、と宿の女は江口老人に念を押した。

26:たった二十六文字で、関係のすべてを描ける言語がある。それを思うと気が楽になる。

27:誰もが知っている有名大学を卒業し、誰もがうらやむ一流企業に就職し、誰もが認める知性と容姿を備えた理想的な婚約者と別れて、私が自称発明家の夫と結婚することを決めたとき、周囲の誰もがそれに反対した。

28:(遅刻しそう!)

29:鳥獣の画を描いて、京都画壇に名をはせた岸本南嶽が、丸太町東洞院の角にあった黒板塀にかこまれた平べったい屋敷の奥の部屋で死んだのは昭和八年の秋である。

30:電話のベルが鳴るといつも少しだけ心が弾む。

31:どうやら世界は本当に終わりを迎えるらしい。

32:独身の男性で財産にもめぐまれているというのであれば、どうしても妻がなければならぬ、というのは、世のすべてがみとめる真理である。

33:伸ばした小指のつめはきっと、春のさきっぽにもうすぐ届く。

34:母が首を吊ったのを見つけた時、ぼくが、まだ五歳だったのは幸せなことだ。

35:パン屋襲撃の話を妻に聞かせたことが正しい選択であったのかどうか、僕にはいまもって確信が持てない。

36:百人一首を全部暗記している、と得意そうに宣言した少女に対し、周囲の生徒がすげー、うそーっ、と驚嘆の声を上げるのを、光紀はきょとんとした顔で不思議そうに見回していた。

37:病院の受付で、空白だらけの問診票を提出しながら、徹生は、「電話で先生に、事情は説明してありますので。」と言い添えた。

38:不思議な死体?いったいどのような死体なのですか?

39:ぼくはたいへん頭が良く、しかも努力をおこたらずに勉強するのである。

40:マリアは木立の中を縫うように飛んだ。太陽はまだ登りきっておらず、深い林の中は薄暗かった。

41:まるで、檻に閉じ込められているみたいだと思った。

42:昔のように武道館やZeppといった大きな箱のステージに立っているわけでも、レコーディングスタジオでエンジニアたちに囲まれているわけでもない。

43:由紀夫の隣を歩く多惠子が、父親への怒りと不信感を口にしている。さっきから、ずっとだ。

44:りょうりょうと風が吹き渡る夕暮れの野を、まるで火が走るように、赤い毛なみを光らせて、一匹の子狐が駆けていた。

45:隣室の男がやってきたとき、雛子は架空の妹とお茶をのみながら、六番街の思い出について語り合っているところだった。

46:ロバート・コーンはプリンストン大学時代、ボクシングのミドル級チャンピオンだったことがことがある。

47:私の書斎のいろいろながらくたものなどいれた本箱の引き出しに昔からひとつの小箱がしまってある。

48:私は愛能う限り、娘を大切に育ててきました。

49:私は頬を打たれた。